(かなり金銭感覚がマヒしてきたね・・・。)
~ スピードメーター ~
買ったのはアマゾンで売っていた社外品のメーター。文字盤が白の透過照明で、純正と同じで下が0km/hの表示。メータ内にニュートラル、ハイビーム、ウインカのインジケーターが内蔵されています。
さて、これから配線をというところだが、これがバイク側、メーター側双方に少し問題があり、ウインカとニュートラルランプは単純につないだだけでは点灯しません。
配線は7本でメーター内の回路はたぶん下図のようになっていると思われます。
配線は7本でメーター内の回路はたぶん下図のようになっていると思われます。
黄色 → ウインカ
青色 → ハイビーム
緑色 → ニュートラル
赤色 → メーター照明
黒色 → アース
青色 → ハイビーム
緑色 → ニュートラル
赤色 → メーター照明
黒色 → アース
通常は車体のハーネスからウインカインジケータランプの電球へ繋がる2本の線を外してそれぞれ黄色い線1本ずつにつなげばOKです。右ウインカをONのときと左ウインカがONのときでは+と-が逆になるので、左右どちらをONにしても点灯するようにこのような配線になっています。
ところがこのTSは少し特殊。ウインカとオイル量の警告が兼用のため、極性が反転しません。更にウインカスイッチが-側に接続されているため、極性の無い電球は点灯するがこれはLEDなのでこのまま黄色い線につないでも点灯しません。
ウインカについては仕方がないことだったのだが、ニュートラルランプについてはメーター側が悪い。ほとんどのバイクでニュートラルスイッチはアースを断続して点灯させているはずなのだが、このメーターはアースが他のインジケーターランプと共用。そのためニュートラルも単純に接続しただけでは点灯しません。
せめてアースが全て独立していれば楽だったんだけどな~と思いつつ、ここでトランジスタを使ったリレーのようなものを製作。回路図の「車体側」と書いた線をアースさせると「メーター側」の線に12Vの電流が流れます。
そして、ステーを作って取り付け。全てのランプが点くことが確認できたのだが、メーターの照明がなんかカクカク。まるでデジタルノイズみたいでなんかイマイチ。それと、ハイビームのインジケーターランプが暗い中で見るとライディングに支障が出そうなほどまぶしい。ハイビームの方はあとでなんとかしよう。
~ ウインカとテールランプ ~
ウインカの電球が2個ほど切れていたので、いずれやろうとしていたことを前倒ししてウインカとテールランプをLED化。ウインカの方は電球を換えただけでは点滅が速くなったり点滅しなくなったりするので、ウインカリレーをIC式に交換します。
このウインカリレーも以前に自分で作った物。
このTSとは別の6V電装のバイクをLED化しようとしたところ、6Vで作動するウインカリレーが見つからなかったので、低い電圧でも動くようにとPICマイコンを使って組んでみました。
動作電圧は4~20V。PICマイコンを使っているので、PCで点滅速度やパターンを変えたり、2種類登録して切り替えることができるようになっています。
イマイチよくわかっていないけど、思った通りに動いているから良いんじゃね?というノリで作って、ものすごく無駄が多いということはわかるが、これ以上どうにもならなくて見せられるほどのものでないので回路図や中のプログラムは省略。
ナンバー灯とリフレクターは元から無かったので純正品を注文したところ、これも生産終了とのことでした。ナンバー灯はタカチ電機工業製のSW型プラスチックケースにLEDを付けて作り、リフレクターはホームセンターなどで売っている汎用品を付けました。けっこう適当な作りだが役目は果たしているし遠目に見ればわからないかも?
~ バッテリー ~
バッテリーは元から無くてバッテリーレスキットらしきものが付いていました。バッテリーは付けるかどうか迷いましたが、無しの方向で作業を進めます。
TS200には無かったのに125にはなぜか付いている。でも、サービスマニュアルを見ても発電量は同じで、電装品で違うのはホーンが電子式か電磁式かの違いぐらい。だから無くても問題は無さそうです。
バッテリーボックスとヒューズは邪魔なので撤去して、バッテリーレスキットは小型のものに換えて移動させます。
このバッテリーレスキットの中身は電解コンデンサで、電圧の平滑化をするために付いています。あまり熱に強いものではないのでライトカウル内へ移動させます。
具体的に必要な容量とかはいまいちわからなくて、たぶんこんなもんかな~?っていう程度の考えと、うちに在庫があったという理由で容量は4700μFを2個付けてみました。
(1個でも大丈夫だったかもね・・・)
(1個でも大丈夫だったかもね・・・)
コンデンサ単体で買うよりかなり値段が張りますが、TS200に付いている純正品を流用するのが耐久性もあり確実だと思います。
また、バッテリーレスにした場合、メインヒューズは不要になります。
バッテリーがある場合にショートしたとき、バッテリーから電気が流れ続けて火災になる恐れがありますが、バッテリーレスの場合はショートしても配線が過熱する前に点火系に流れる分の電気が足りなくなりエンジンが止まるのでヒューズは無くても大丈夫です。
バッテリーがある場合にショートしたとき、バッテリーから電気が流れ続けて火災になる恐れがありますが、バッテリーレスの場合はショートしても配線が過熱する前に点火系に流れる分の電気が足りなくなりエンジンが止まるのでヒューズは無くても大丈夫です。
0 件のコメント:
コメントを投稿