タイヤはどうしようかと思い、困った時は倉庫の中を探してみる。・・・とタイヤが出てきました。 自分で言うのもどうかと思うが、この倉庫、結構いろんなものが出てきますね。しまったまま忘れているものもかなりありそうなので、いずれ棚卸しをした方がいいかもしれませんね。
出てきたタイヤはFIM公認のエンデューロタイヤ。見た目もモトクロスタイヤとほとんど変わらす、「どこが違うの」と訊かれるとすこし困ってしまうもの。ゴムの質やブロックの高さが違うらしいのだが詳しいことは自分もよくわかりません。とにかく、FIM公認のエンデューロタイヤは公道走行可能だということは間違いないです。
出てきたタイヤを確認すると100/100-21と130/90-18・・・。ちょっ、え?130!?・・・。いやいや、130はいくら何でも太すぎです。フロントは大丈夫でも、リアはたぶんチェーンに当たるし、リム幅が細過ぎだし、付いたとしても重すぎてパワー食われる。これ、確かWR450Fのノーマルタイヤだったと思う。450みたいにまっちょなバイクだったら余裕なんだけどね。
ここで、購入者さんに相談。新品のタイヤを付けることになりました。
エンデューロタイヤにするか?トレールタイヤにするか?かなり迷っていたようですが、オフロード重視のトレールタイヤをチョイス。銘柄はDUNLOP Buroro D603。長く舗装路を走り、林道へという使い方だったら妥当な選択ではないでしょうか。もし、ダートでのグリップを高めたいのであれば、一時的に空気圧を下げてしまうという手もあります。
エンデューロタイヤと比べてみました。太さが・・・。ということは置いといて、ダートでも充分グリップしそうですね。あとはうd・・・・・・いや、何でもないです・・・。
そして、購入者さんからタイヤ交換には工具はなにが必要?という質問をいただきましたので、答えていきたいと思います。レンチ類など一般工具の他に下の写真のような工具を使います。
タイヤレバー2本、バルブレンチ(通称:ムシ回し)、ビードクリーム。
ビードクリームはタイヤを組むとき、滑りを良くするためにビード部に塗ります。ビードクリームが無い場合でも食器洗い用の中性洗剤とかを塗っても組みやすくなります。また、チューブ入りタイヤの場合、タイヤとホイールが空回りしてバルブがちぎれてしまうことがあるのでレザーワックスやCRC-556とか、長く潤滑するものは使わない方がいいです。チューブレスだと多少空回りしても問題ないんですけどね。
他にも必需品ではないのですが、下の写真のような “リムプロテクター” を売っていたりします。
以前、買って使ってみたのですが、リムが厚くなる分ビードを大きく引っ張らなければならなくなって、ビードが切れやすくなったり、ビードとリムの間にはさまって抜けなくなったりと、かなり使いにくかった。だから、うちではお蔵入りです。リムに傷を付けたくない人にはおすすめかも?
今回はここまで。次回の作業編につづきます。
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