リアキャリアを作る。

　TS200Rを中古で購入したときにキャリアが付いていたのだが、レース仕様にしていたので外していました。それを物置にしまってあったのを見つけて「キャリアがあった方がいいかな･･･」と考えていたところから今回の始まり。

　ちなみにコレはかつてキジマから販売されていたもの。
コレを見つけたとき、外観がボロボロなのはどうにでもなるのでいいとしても無駄に大きいよね･･･と思ったのが作り始めたきっかけ。

～ リアキャリア ～

　どんなものを作るかというコンセプトは、ここにあまり大きな荷物を積むと重心が高くなって走りにくいとか、 荷物を積んでいないときなどにあまりこのバイクの雰囲気を壊したくないなどの 理由から、レインウェアが積める程度の必要最小限のものを作り始めました。

まずは仮組み。

　そして完成はこんな感じ。

今のところはフックなどが何も無いものすごくシンプルなもの。 自分が使いやすいと思うものを作ることができればそれでいいのと、 使いにくいところがあればその都度修正していけばいいというノリで作ってみました。販売するわけじゃないから問題ないね。

材料はSUS304のφ6mm丸棒を使用。フェンダーから10mmぐらいの間隔をあけてできるだけフェンダーの形状に沿わせるデザインにしてみました。強度も必要最小限でいいやとか思っていたのだが意外と強い。5kgぐらい積めるかも。

～ サイドバッグサポート ～

　重心が高くならない積み方としてサイドバッグを使おうかと思うのだが、 このままサイドバッグを付けるとサイドカバーが内側に押されてしまう。とくに右側はマフラーで溶けてしまう恐れがあるので、サイドカバー内側にサイドバッグサポートを作ってみました。

両側にバッグを付けることを考えて両側にサポートを取り付け。これもキャリアと同じSUS304のφ6mm丸棒で作ってみましたが意外と強い。これなら多少転倒したりしても大丈夫かも。

　そして付けてみたのはヘンリービギンズのバッグ。
サイドバッグや振り分けバッグってアメリカンに似合いそうな革製が多い中で見つけた布製であります。このTSに似合っているかどうかは微妙ではありますが、革のバッグよりはいいのではないかな？

　とりあえずはどんな感じになるのかと、シートに巻き付けたベルトとリアキャリアに下げてみたが、ものすごく付けにくい･･･。

この取り付け方の結論は早々にボツ。バッグを取り付けた後にサイドカバーを付けなくてはならないので、ものすごく手間取る。さらにオイルタンクがこの裏なので給油しにくい。

　今のところ良い案が出そうで出ない状態なので先送り。もうちょっと考えてみます。